BHTの各種設定の取り決め

BHTにはいろんな機種があり、プログラミングする上で気にする部分は次の内容です。

仕様格納できる値備考
画面のサイズ
QVGA?
QVGAでの文字の表示現行機種の多くの場合、QVGAサイズの機種が多い。
フォントサイズフォントの大きさ
フォント
のサイズ
画面モード文字サイズ
横x縦(半角)
表示文字
横x縦(半角)
標準ANK12x1620x20
漢字モード30x30(15x30)8x10(16x10)
ANK12x1620x20
漢字モード24x24(12x24)10x13(20x13)
4040x40(20x40)6x8(12x8)
3030x30(15x30)8x10(16x10)
2424x24(12x24)10x13(20x13)
1616x16(8x16)15x20(30x20)
文字の大きさは、フォントサイズ、画面モード、倍角の3つの属性で決まります

フォントサイズは、OUTステートメントで指定
OUT &h6080, 0 ‘ 標準フォント
OUT &h6080, 1 ‘ 小フォント
OUT &h6080, 40 ‘ 縦横40ドット
etc.

画面モードは、SCREENステートメントで指定
SCREEN 0 ‘ ANKモード
SCREEN 1 ‘ 漢字モード

倍角には、以下の4つがあります。
・ 倍角しない
・ 横倍角(文字幅が2倍)
・ 縦倍角(文字高さが2倍)
・ 4倍角(文字幅,高さ共に2倍)

スキャンできるコード通常のバーコードのみEAN-13/-8(JAN-13/-8),UPC-A/-E,UPC/EAN(アドオン付 き),Interleaved 2of5,CODABAR(NW-7),CODE39,CODE93,CODE-128、GS1-128(EAN-128),STF,RSS(GS1 DataBar)
QRコードも可能QRコード、マイクロQRコード、SQRC、iQRコード、PDF417、マイクロPDF417、Maxiコード、DataMatrix(ECC200)、GS1 Composite
通信方法有線で行う(YModem等)送受信後のファイルの処置を考慮する。
無線で行う(FTP等)以下を確認する
・接続するWanのセキュリティ関係(SSIDやパスワード等)
・自BHTのIPアドレス、サブネットマスクの割り当て
・接続先のIPアドレス、FTPなら接続用のユーザー名、パスワードや接続先のサーバサービスなど
リジューム電源投入時、最初からスタートさせる
電源を落とした状態からの復帰無線接続などは切れている状態なので、プログラム側で再接続などの工夫をする必要がある。
自動パワーオフ自動パワーオフをする自動パワーオフすると、電池の持ちは向上すると思われるが、次に電源入れた時の挙動、とくにリジュームオンの時の対処をプログラミング時に考慮すること。
電源ボタンの押下時間通常は3秒。これを長くすることで、誤操作を防止する。
ガベージガベージのタイミング頻繁過ぎるとメモリを痛めるので頻度を考慮する。